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ゆるっと解説【豆知識 花図鑑】①タテヤマリンドウ

「わぁ、かわいい」 山歩き中に花を見るといつも思いますし、

何だったら、しゃがみこんでアレコレ携帯で写真を撮ります。


花の名前は聞いたり、調べたりして

「へぇー」と思うけど、次に日には忘れている。

そんな方はいっぱいいらっしゃると思うんです!

でも、お花にまつわる面白ネタを聞いたりすると、

記憶に残りやすかったり、人にも教えてあげたくなりますよね!


そんなこんなを忘備録代わりにこちらのブログにまとめたいと思います。 ひとまず先日の尾瀬歩きの花をぼちぼちアップしていきます。



 

晴れの日だけ見られる!

タテヤマリンドウ



タテヤマリンドウ(立山竜胆)

リンドウ科リンドウ属の越年草。

開花時期:5月~7月

  

高山帯の湿原でミズゴケ等と共生の見られるリンドウ

タテヤマと名が付いていますが、立山にしか見られないわけではなく、

北海道から本州に広く分布しています。



花は上から見ると一つ一つ独立した花びらに見えますが、

実は切れ込みが入った筒状で、根元はつながっています。


花の中央部をよくのぞき込むと、黒い斑点があります。

この斑点から「ソバカス美人」と呼ばれています。


草丈は5~15cmと低く、花は2センチほどと小さな姿です。


リンドウは晴れの日、日中の気温の上がる時にだけ花が開き

雨や曇りだと花を閉じて花粉を守っています。


淡い青い色が何とも心ひかれるソバカス美人。

晴れの時だけ顔を見せるなんて心をくすぐられますね。




実はこれもタテヤマリンドウ。中に種をたくわえる姿です。

まったく別の花に見えるのも面白い。


高山の変わりやすいお天気の中で晴れの日に見られる可憐で小柄な「ソバカス美人」。

私は、淡い青色に一目ぼれしました。

わかりやすい特徴があるので、皆さんもぜひ探してみてくださいね。

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